今回は、MCTオイルについて考えたいと思います。
MCTオイル
まず、MCTオイルというのは
Medium Chain Triglyceride (中鎖中性脂肪)
というそうです
中鎖=中ぐらい長さの鎖
の意味を表します
もちろん
- 短鎖=短い鎖
- 長鎖=長い鎖
も存在します
短い鎖の脂肪酸は、短鎖脂肪酸というもので
例えば、酢酸・酪酸・プロピオン酸などあります
これらは、バターなどに含まれる
あまり食べ物には含まれておりません
また、長鎖脂肪酸というのは、一般的な脂肪
- 牛肉に含まれる脂肪
- 魚に含まれる脂肪
- サラダ油に含まれる脂肪
短鎖・中鎖・長鎖の違い
短鎖・中鎖・長鎖の具体的な違いとは
炭素の数により区別されているようです
中鎖=8〜12個までの炭素があるものを中鎖脂肪酸
ただその12個ある炭素というのが中鎖・長鎖どちらにも含まれているようです
12個炭素が含まれる『ラウリル酸』があり、長鎖に含まれることが多いようですが
カルニチンを必要としないので、中鎖脂肪酸にも含まれると考えられます
なぜ、MCTオイルが良いとされるのか
中鎖脂肪酸がどのように良いかというと
非常に消化吸収が早い
脂肪酸ということです。
一般的な脂肪=長鎖脂肪酸の場合
カルニチンが必要とします。
長鎖になると、消化に時間がかかり
さらにカルニチンを必要とするので、摂ってからエネルギーに変換するまで
時間が必要になります
例えば、バター
摂取してから、10時間以上も胃のなかに留まることもある
という話も聞くぐらいです
MCTオイルとは
1〜2時間程で血中濃度が最大となってくる
つまり、エネルギーとなりやすい特色があるということです
メリット
エネルギーになりやすいこと
では、どのように影響するか。というと
- トレーニング前に摂取することで、体の動力源にすることができる
- ケトン体を作りやすい
以上の2つが大きく挙げられると思います。
その為
糖質制限で紹介されていることが多いのだと思います
糖質の量を減らし、脂肪を増やす
その中での弊害となりやすい
胃もたれ!!
脂肪が多くなると消化がうまくできなくなる
そういった対策に適合しやすいのだと思います
また、脂肪が消化しづらいということはエネルギーに変換できない状態になってしまう
エネルギー不足の対策にも適合していますね
糖質制限をこれから始める、うまくいかないと悩んでいる方は、
MCTオイルを試してみる価値があるかもしれませんね
MCTオイルの摂取方法
具体的な方法として、まずは
1回に3〜4gほどを数回に分ける
下痢にならないようなら、
1回に5g程摂取し、3回に分けて計15gにするなど
トレーニング前の食後に摂取するといいかもしれません
朝食にバターコーヒーを飲まれる方は
バターの代わりにMCTオイルを入れてみることも良いかもしれません
また、プロテインに入れることも1つの方法のようです
以上がMCTオイルについての感想でした
興味がある、ケトーシスになれない
という方は試しに使用することも良いかも知れませんね
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